お食い初めのメニュー

最終更新日 2024年4月2日 by michidoo

お食い初めにはいろいろと昔からの慣わしがありますが、その中でも重要なのがお食い初めのメニューです。

お食い初めでは、一汁三菜のお膳を用意するというのが基本となっており、生後100日では食べることはできませんが食べるまねをさせることで成長のお祝いなどを行うのです。

一汁三菜というのはおかずを3品と汁物を1品ということで、これはお食い初めに限らず基本的な形です。

お食い初めの基本としては、お膳に飯椀、汁椀、煮物椀、つぼ椀、高椀を用意するということになっています。

つぼ椀というのは酢の物が入り、高椀というのは長寿を願うという意味で添えられる梅干、そして丈夫な歯が生えるようにという願いをこめて歯固め用の石が入ります。

さらに、これらのお膳とはまた別に尾頭付きの鯛がメニューとして加えられることも多いようです。

ご飯については一般的にはお赤飯が用意されることが多いですが、地域によっても違いがあります。

煮物、酢の物などのメニューについては決まりは特になく、用意しやすいもので良いでしょう。

小石は、食べ物ではないのでメニューとは関係ないと思われがちですが、地域によってはお食い初めのことを歯固めと呼ぶこともあるくらいですから、お食い初めには欠かせないものです。

河原などの水辺で採ってきたものを利用する場合が多いですので、用意するのも簡単ですから3つくらい用意しておきましょう。

メニューに関しては、ある程度の決まりはあるものの必ずしも忠実に守らなければならないわけではなく、地域による違いなどもありますのでお祝いと成長を願うという気持ちで行いましょう。

 

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