【解説】ゼロエネルギー住宅を選ぶメリット

最終更新日 2024年4月2日 by michidoo

「地球温暖化対策に取り組みたい」
「エスコシステムズさんのサービスについて詳しく知りたい」
「太陽光発電システムのメリットとデメリットは?」

テレビ番組や雑誌などでゼロエネルギー住宅のことを見聞きする機会が多くなりました。
これは断熱性能を大幅に向上させることに加えて、高効率な設備や再生可能エネルギーを導入して、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロのすることを目指した住宅のことです。
もっと簡単に説明すると、家で消費される電力会社から購入する電力よりも、作りだされる電力の方が多い住宅になります。

エスコシステムズさんが考える今後の日本のエネルギー問題

石炭や液化天然ガスの高騰が原因になって、電気料金がどんど高くなっていることは多くの方が認識しているはずです。
ロシアのウクライナ侵攻で、原料が高くなっていることを考えると、今後も高くなることが予測されます。
日本では電気を作るために必要な石炭や液化天然ガスなどを輸入に依存しているので、料金の値上げは避けては通れません。
原子力発電もほとんど動いていないので、電気料金を安く抑えたいのであれば、自分で電気を作ることをおすすめします。

参考情報:エスコシステムズ

一般的な住宅に太陽光発電の設備を導入する場合

太陽光発電などの設備は導入コストがかかりますが、初期費用は7年から10年で回収することができるので、コスト面はそこまで大きな問題ではないです。
国や自治体で補助金を出しているので、前向きに検討してみるべきです。
一般的な住宅に太陽光発電の設備を導入する場合は、100万円から150万円が相場になります。
ゼロエネルギー住宅は断熱性能がかなり高いため、夏は涼しくて冬は暖かいことも特徴です。
エアコンや暖房器具を1日中使用していなくても、快適に生活することができると思われます。
近年はエアコンを使用する機会が多くなる夏や冬になると電力が逼迫して、都市部を中心に大規模停電が生じてしまう可能性があると言われています。
各自が自分で作った電気を使用するようになれば、大規模停電のリスクを大幅に抑えることが可能です。

地球温暖化対策として効果が期待できる

ゼロエネルギー住宅を導入する最大のメリットは、地球温暖化対策として効果が期待できる点が挙げられます。
地球温暖化は日本だけでなく地球規模の問題です。
平均気温が確実に上昇しており、夏は40℃を超えるのが当たり前になっています。
20年くらい前までは、40℃を超えることはほとんどありませんでした。

地球温暖化によって異常気象も多発している

地球温暖化によって異常気象も多発しています。
集中豪雨によって洪水や土砂崩れが発生していて、安心して生活するためには地球温暖化対策が不可欠です。
火力発電は大量の二酸化炭素を排出しているので、今の発電方法を続けてしまうのは評価できないです。
太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用することで、火力発電の割合を低くすることが可能になります。

自分で行動していくことが大事

地球温暖化対策は誰かがしてくれると考えるのではなく、自分で行動していくことが大事です。
今は何とか生活していくいくことができていますが、数十年後でも様々な問題が多発すると予測されています。
未来の人たちのためにも、今すぐ改善しなければいけない課題の一つです。

実際に住んでいる人の意見を参考にしてみる

ゼロエネルギー住宅にする場合は、実際に住んでいる人の意見を参考にしてみてください。

  • 本当に電気料金を抑えることができるのか
  • ゼロエネルギーにするためにどんな設備が必要なのか
  • 不自由に感じることはないか

など知っておくべきことが多々あります。
テレビや雑誌では魅力的な部分しか説明されていないので、実際に住んでいる人の意見はかなり参考になるはずです。

太陽光発電のメンテナンスや故障のリスクがある

私も数年前に家を建てた際にゼロエネルギー住宅にしました。
ほとんどの電気は自分で賄うことができていてメリットが大きいと感じていますが、一つ気になることがあります。
それは太陽光発電のメンテナンスや故障のリスクがあることです。
太陽光発電のソーラーパネルが汚れてしまうと発電効率が低下してしまうため、定期的にお手入れをする必要があります。
屋根に上がって作業をするので結構大変です。
また、長く使用できれば良いのですが、途中で故障するリスクがゼロではないことも注意するべきです。
台風などが原因で壊れてしまうケースがあるため、できれば保険に加入することをおすすめします。
修理するのに少なくとも数十万円もかかってしまうので、故障してしまえば後悔することになります。

まとめ

メリットとデメリットの両方を把握して、自分に適した住宅なのかを考えて決めることが重要です。
私はメリットの方が大きいので、ゼロエネルギー住宅にしたことは正解だったと感じています。
東京都では規模の大きい住宅メーカーに対して太陽光発電設備の導入を義務付ける条例を作ろうとしており、このような動きは全国各地で進められる可能性が高いです。
一人一人が環境問題に対して高い意識を持つことで、少しずつ状況が改善されていくので、まずは電力会社から購入する電気をできるだけ抑えることからスタートしてください。
昔と比べて設備の価格がかなり安くなっているので、そこまで高いハードルではないです。
夏場は2万円から4万円くらいの電気料金になるので、それがゼロになるので間違いなくお得です。